書会について

 私たちは昭和61(1986)年、現在最高顧問である齋藤香坡先生が中心となって、産経新聞社と連携して開催した書展を始まりとする書道団体です。書道芸術の発展と国際交流の促進を目的に、漢字、かな、現代書、近代詩文書、刻字などジャンルを問わず、流派や会派にもとらわれず、国際都市・横浜にふさわしく、海外にも広く門戸を開放して、世界に通じる「一流書家への道標」を築くべく、毎年7月に「21世紀国際書展」を開催しています。先人の残した言葉や詩歌、文章を書として残し、日本の伝統を受け継ぎ、書を愛する人たちが集い、書の魅力を伝える活動を目指しています。

■理念

 『21世紀国際書会』は、官と民の一体化や海外との交流を目指して、会派、流閥にとらわれず、官と民の一体化や海外との交流を目指して、すばらしい発展を遂げました。これからも、初心を忘れることなく、心技体ともに優れた人材を育成し、国際親善並びに文化交流に貢献します。

  • 自由な参加と作品の表現ができる環境を整え、書芸術を広め、そのPRに力を入れていきます。
  • 出品者同士の信頼や協力し合う精神の下で、公正、透明な展覧会の運営をしていきます。
  • 作品内容の豊かな展覧会にするため、多方面にわたり書芸術の経験豊かな専門家による指導によって、書芸術の向上と次世代の人材育成に努めます。
  • 各芸術分野の模範となるような書展を目指して、講演会、講習会、錬成会等を開催し、21世紀にふさわしい国際的な教養と人材育成のために、お互いが切磋琢磨します。
  • 書芸術を通じて、国内外の人々との文化交流を進め、書芸術の理解を深めるとともに、国際親善に貢献していきます。

 

■歩み

昭和61年(1986年) 第1回サンケイ書作展開催

平成2年(1990年)  産経神奈川書展に改称、第5回展開催

  3年(1991年)  横浜国際書展に改称、第6回展開催

  10年(1998年) 21世紀国際書展に改称、第13回展開催

  21年(2009年) 21世紀国際書会が発足

  22年(2010年) 第25回記念展開催、席上揮毫などを実施

  27年(2015年) 第30回記念展、草創期の書家遺墨展「21世紀を支えた書家たち」

令和2~4年(2020~2022年) 新型コロナウイルス禍で、対策を施しながら開催

令和6年(2023年)  第39回展開催